各チームの打力と投手力をBradley-Terryモデルで
このシリーズの投稿は最終回となるかもしれない。
2017年度、交流戦が終わった段階での、
各チームの打力と投手力を推定してみよう。
モデルにおける勝敗は、
これまでの投稿と同じである。
まずは、ヒット・四死球なら打者の勝ち、それ以外は投手の勝ち、
として計算した強さが、こんな図のようになった。
横軸が打力、縦軸が投手力である。
一方で、打者の勝ちの場合に塁打を積算するとして
計算した結果はこんな図になった。
このグラフからも、
パリーグのソフトバンク・楽天が
投打ともにバランスよく好調な様子がうかがえる。
反対にロッテの弱さも際立っている。
パリーグ3チームが、なんだか抜きん出ているように見える。
阪神は出塁だけでいえば打力は高いと出るが、
長打もまぜると落ち込んでしまった。
広島は、打力では抜きんでているが、
投手力に難がある様子が読み取れる。
チーム防御率はそれほど悪くはないが、
計算上は、そう推定される。
ぜひとも楽天に優勝してもらいたいものだ。
野球ネタでこういうなにか調べものしてみたいけど、
なかなかネタが思い浮かばない。
なにか面白そうなことがあったらまたやってみたい。